胆膵サブチームについて
我々は胆石症、胆管炎、膵炎、膵嚢胞などの良性疾患と膵臓癌、胆道癌などの悪性疾患に対してCT・MRI・体外式超音波検査に加えて内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)・管腔内超音波検査(IDUS)・超音波内視鏡検査(EUS)を行い診療・治療・研究を行っています。
研究のテーマ
・膵臓癌・胆道癌の胆汁中エクソソーム・microRNA・免疫関連分子についてのbiomarkerとしての有用性、癌微小環境や癌免疫に対する作用の解析(免疫チームと共同)
・膵臓癌における新たな治療標的の分子の解析
・十二指腸悪性狭窄に対するSEMS留置についての解析
・超音波内視鏡下穿刺吸引術(EUS-FNA)の診断能についての解析
留学状況
・平成25年4月より手稲渓仁会病院へ1名(2年間)
・平成28年4月より愛知県がんセンター中央病院へ1名(2年間)
胆膵分野は胆道癌・膵臓癌の難治性癌を抱えおり、我々は胆道癌・膵臓癌の診断や新たな治療法を探究しています。またこの分野の検査は侵襲的なものが多く、今後はより低侵襲で安全に検査や治療が行えるよう検査法・管理方法の検討や新しい機器の導入・開発・研究を積極的に行い患者様のQOLの向上に貢献していきたいと考えています。